Governance

企業倫理行動規範

当社は国内及び海外への物流事業を礎として、特に西日本地域の経済・文化の発展のため、人及び物の広範な交流の重要性を認識し、安全かつ高品質なサービスの提供に邁進すると共に、物流事業者として、時代の要請に沿ったサービス向上に向けたゆまぬ研鑚に励み、また、市民社会の一員として、あらゆる企業活動の場面において関係法令の遵守を徹底し、社会倫理に適合した行動をとることが、当社の健全な発展のために不可欠であるとの認識の下、全ての役員及び従業員が日常の業務遂行において遵守すべき事項を以下に定める。

  1. 公正・透明で節度ある行動の実行
    • あらゆる企業活動の場面において、関係法令並びに社内規定を遵守し、すべての企業活動が正常な商習慣と社会倫理に適合したものとなる様に努める。
    • 政治・行政や業務上の関係者との健全且つ正常な関係を保持し、会社財産を原則としていかなる政党、政治団体、または公職の候補者に対しても法的な政治献金として用いない。
    • 市民生活の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体には、断固たる行動をとる。
    • 社内外を問わず、取引先との接待、贈答品の授受に関して、健全な商習慣や社会的常識を逸脱した規模の便宜供与は一切行わないと共に社会通念を超える過分な接待、贈答などの利益供与は受けてはならない。また、公的機関の職員に対し贈賄行為は行わないことは勿論、営業上の不正な利益を得るための利益・便宜供与と見なされる接待、贈答品の提供、その他合理的根拠の無い処遇などは行わない。
  2. 社員の育成と健全な経営の実践
    • 法令や社内規定の遵守はもとより、倫理観の涵養と資質の向上に努力する。
    • 社員の人権と個性を尊重し、一人一人の主体性と創造性を最大限に発揮させる企業風土作りを目指す。そのために社員が個人として正当に評価され、公正及び平等の精神で処遇されるように客観的且つ公平な人事を行う。
    • 経営全般にわたり、合理化、効率化に努め、経営基盤の強化並びに構造の改善に積極的に取組む。
  3. よき企業市民としての活動
    • 国の内外を問わず、地域の文化や習慣を尊重し、企業活動を通じて地域社会の発展に寄与し、積極的に社会貢献活動を推進する。
    • 顧客、取引先、競合会社との関係は、常に透明且つ公正なものとし、社会倫理及び一般商習慣に従って誠実な取引を行う。
    • 当社及びグループ会社の機密、または不利益となる恐れのある事項や、未公表の情報等、業務上知りえた重要な情報を利用して第三者への利益供与、または便宜供与を行わない。
  4. 率先垂範と周知徹底
    • 役員を含む全従業員は、本規準の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範してこれに取組むと共に、必要関係者への周知徹底を図る。
    • 役員を含む全従業員は、本規準の精神に反するような事態が発生した時には、みずからの責任において問題解決にあたり、原因究明・再発防止に努める。
    • 本規範に違反する行為が明らかになった場合、役員並びに従業員就業規則に規定するところにより、厳正に処分するものとする。

2003年10月1日